虚してる人ほど、必要としている
人は、中医学的に、もんのすごく大雑把に分けると、
「実」タイプと「虚」タイプに分かれます。
「実」証の人は、がっしりしていて色々有り余ってる人。
「虚」証の人は、ほっそりしていて、気や血が足りなくなりがちな人。
先日いらしたお客様は、「虚」の方で、こんな時期に風邪を引いちゃって、しかも2週間も治らなくてゲホゲホズルズル〜、とがっつりマスクでお顔も覚えられないくらいで。
足を拝見すると、普段の生活にはとても気を遣っていらっしゃるようだけど、元来真面目な性格なので、色々疲れてしまっているよう。
施術しているうちにどんどん顔色が良くなり、気力も上がってきて、お家に着く頃にはすっかり全快なさったそうです。
話盛ってないからね?
虚してて真面目だと、動かない自分にバツしやすい。
元々少なめなのにこのメチャクチャな気候でなけなしの気血を使い切っちゃったら、体が動くわけがありませんがな。
足りなくなったら、補いましょうぞ。
じゃあ有り余ってる実証の人が良いかというと、良くないものも溜め込みやすいので、調子よくみえてもある日突然倒れたりする可能性あり。
こういう方には「出す」とか「流す」とかが、とても大事です。
一番厄介なのは、「実ぶりっこの虚」(´・ω・`)
本当は虚体質なのに、気合いで動きまくってる、隠れ虚人。
ある日シャレにならない限界が来る。
気合いで動いているので、虚してる現実を認めにくく、自己承認も下がりやすい。
どうぞほっこりしに来てください♪( ´▽`)
アタクシの有り余る気を吸い取ってって〜